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背中に隠したナイフの意味を [モノオモイ]

以前、「自分の規範意識が緩い」のだと書いた。
決して正しいことばかりして生きてきた訳ではないし、
だから周囲の人のそうした行動もかなりの部分受け入れてきたと思う。
受け入れられなかったのは単に自分自身の利己的な価値基準によるもので、
それが正しいか正しくないかによるものではなかった。

でも、それはあくまで私の個人的な部分、私が「どう思うか」についてのみで、
私が「どう発言するか」「どう行動するか」といった
対人、対社会における立場にあってはそうはいかないと思っている。
少なくとも他に影響を及ぼす可能性があることにおいては、
正しいことは何か、自分にとっての正義とは何かという価値判断を求められる。
もとい、今そう「思って」「発言して」「行動して(書いて)」いる。

絶対的な宗教を持たず、法すら解釈でどうにでもなってしまう。
常識など通用しない、価値観の多様性は圧力となって襲い掛かる。
そんな中、自らの「正義」をどう考えれば良いのか。

私の正義、コミュニティの正義、社会の正義、国家の正義。
もうしばらく、もっともっと、ずっと、お勉強が必要(つづく)。
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私の中の小さなナイフ [モノオモイ]

時々読ませて頂いているブログの中に、HIV患者として生きている方のものがある。
(ぼくの命はあとどれくらい http://ameblo.jp/bokunoinochi/

彼が友人女性に感染を打ち明けた際の彼女の言葉について、ずっと考えていた。
彼と彼女は確か大学時代の友人同士。彼は同性愛者で、当然恋愛関係は無い。
それでも、お互いが人としてお互いを尊敬し、友人関係を築いてきたのが文章で解った。
そのときの彼はなかなか話を切り出せず、まず鞄から手帳を取り出そうとする。

>あたし、今あなたが鞄の中をがさごそしながら何かを取り出そうとした時、
>なぜだかはわからないけど、一瞬、血染めの包丁が出てくるんじゃないかと思った。
>それで『たった今人を殺してきちゃった』って言うんじゃないかって。
>でも、手帳を見つけるまでの間に色々と考えて。
>もし誰かを殺して来たのなら、絶対にそれなりの理由があるはずだ、
>それほどまでにあなたを追い詰めたものはなんだったんだろう、って考えたの

>それでね、もし血染めの包丁が出てきたらどうしようって思いながら、
>それでもあたし、あなたに対する気持ちは変わらないなって思えたの。
>あなたはきっと余程のことがない限りそんなことをする人じゃない。
>もし人を刺して来たならば、それなりの理由が絶対にあったはず。
>あたしがすることは、その理由を理解することだって思った。

サンデル先生の講義を聞く前段階として、自分の“正義”についてずっと考えていた。
彼のブログはかなり有名だから、皆さんも目にしたことがあるかもしれない。
そして、2ちゃんねるその他で叩く意見があることを知っているかもしれない。
叩く人達は、自分たちを正しいものだと思っている。でなければ叩けないはずだから。

皆さんが彼女だったら、彼に対してどのような反応をするのでしょうか?
同性間の、フリーセックスの結果としての感染を、非難する?
同性愛者だということを?性の乱れを(という言い方も何だけど)?
その治療に税金が使われているということを?
身体障害者としての各種サービスが受けられることを?
それは、あなたの正義によるものですか?その正義とは何ですか?
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閑話休題∞ ゆるゆる [モノオモイ]

昔、私のことを「何でも受け入れてくれそう」と評した人がいたそうな。
ぶうぶう文句ばっかり言っているのは知っていたはずなので、
多分規範意識が緩そうだということなのだろう。あながち間違いではない。

単に、頭の回転が鈍くてとっさに対応できることが少ないというのが原因だと思う。
後から「こうすればよかった」と思ってしまうことが、あまりに多い。
もっとも、そのせいで無駄な衝突を避けることができている面もあるのだろうけれど。

最近。友人から、「本当はこうしたかったんじゃない?」と言われて涙が出た。
いやほんのぽろりと電話口で、言い出せなかった本当の気持ちを
私の代わりに口にしてくれたから。そう、その通り、でもその気持ちが何より嬉しい。

以前懲りて徹底させていること、生涯面倒見る気が無いなら余計な口出しはするな。
だから、価値観の異なる相手に自分の意見を主張することはあえてしない。
仮に受け入れて貰えたとしても、その選択の結果に責任持てるわけじゃないし。
相手の主張がどんなに気に食わなくても、所詮他人の価値観であり生き方なのだから。

でも、でも、って中学生の言いみたいだけれど、嬉しかった。
そして、私も想像力だけは絶対に無くしてはいけないと思った。
本当に、本当に、嬉しかったのだ。
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閑話休題∞ 壁の染み編集する [モノオモイ]

最近、電車とかで人(=この場合私)との距離が近くても気にしない人が増えたなあと思っていた。
歳の多い人や男性(失礼)ならともかく、若い女性とかでも平気で寄りかかったりしてくる。
然程混んでないのに何故だろう、と思っていたのだけれど今日理由がわかった。

多分、人を人と思っていない。壁に寄り掛かるのと同じ感覚。
だから、私=そんなに汚れていない壁だったら気にしないで寄り掛かれる。
清潔感に乏しい人や危険そうな人=汚れた壁だったら寄り掛からない。
自分にとってのリスクは気にするけれど、壁の都合は気にしない。壁だから。

単純に、そういうことなのだ。

お昼時間のコーヒーショップで席に向かう途中、通路を子どもが二人並んで走ってきた。
通路にそれ以上の幅はないので、私は避けるのを諦めて止まって待った。
彼らは私の手前で立ち止まってふざけだしたので、私は更に待っていたのだけれど。
追いついた母親たちは、遊んでる場合じゃないでしょとだけ言って彼らを引きずって出て行った。
彼女たちにとっても、私は何も言わない壁でしかなかった。壁には謝らない。壁だから。

そういうこと、なのか?
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閑話休題∞ 酒がやめられないから母乳はあげない。 [モノオモイ]

って堂々と言える、母親(のような人間)になりたいと思う。

白血病ウイルス感染者108万人 大都市圏で割合増
47NEWS(http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062701000591.html

10代の頃、タバコが止められないから母乳はあげないと言った友人に
そうなんだーとか言いつつ内心「なんで?」とか思い上がってた私。
別に彼女がキャリアだったとか想像する訳ではないけれど、
そういうことを慮れる人間になりたいと今更ながら思った。

若旦那は、私が「こんなヒドい人が!」「信じられない人が!」とか愚痴るたび
「マトモな状態でそんなことする人がいる訳ない、きっと何か理由があるはず」と言う。
そんなの性善説過ぎると毎回言い返してたけど、自分の判断に固執せず、
まず何故かを考えることは大事なんだと今更ながら思った。

仮に私に子どもが生まれて、キャリアであることがわかったとしたら、
きっと何故母乳で育てないのとか言う人はたくさんいるだろうけど、
いちいち説明しないで標記のことを言ってガハハと笑っていたいと思う。

他のことでも同じ、何て言っていいかよくわからないけれど
そういう人に私はなりたい。
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閑話休題∞ 小さな大人 [モノオモイ]

子どもに慣れていないため、標準の大きさというものがよくわからない。
体の成長と知能?学力?の成長のバランスもわかっておらず、
体の大きな2歳児に大人にするのと同じように話しかけてしまい、
彼女の表情で「そうだった!」と気付くことも多々ある。

所詮親ではないから、何かを教えるようなことは無い。
彼女と話す時は、私の伝えたいことを、私の都合で喋りかけてるから、
どうにかしてわかってもらおうと懸命になる必要がある。

久しぶりに外国語を使う必要が生じて必死になってる時のように、
わかりやすく伝えるんじゃなく正確に伝えるって意味の話。
それが難しいのは、彼女が2歳の子どもだからではなく、
私のコミュニケーション能力の問題で。

当たり前のことなんだけど、そんなことにも今更気付くんだから、
どれだけ普段コミュニケーションを疎かにしてるかってことだ。

同じものを見ても感想が違うってよく言うけど、
そもそも見方が違うとかいうこともあるんじゃないか。
前提が違えば結果が違うのは当たり前のこと、
同じ前提で見た異なる感想の話をしなければならない。
あるいは、前提が異なることを前提にした話。

案外、コミュニケーション不全ってこういうことかも。
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閑話休題∞ 専業で主婦をするということ [モノオモイ]

あと数時間でデンマーク戦、ひと眠りしようというのは無謀?
今日はずっと肉体労働だったし、でも多分起きると思います。多分。

代表と言えば、今更ながらキャプテン長谷部くん。
一応後輩だ、なんて言ったらおこがまし過ぎですが。
“ドーハの悲劇”の時に学校文集の制作委員?で、
まだヤマハだった頃のジュビロの中山先輩が一気にクローズアップされ、
取材しちゃう?取材行っちゃう!?と盛り上がったのを思い出す。
結局、FAXでしか叶わなかったのだけれど。

今日の新聞に、長谷部くんの妹さんが登場する記事があった。
>都内で会社員として働く妹の衣美(えみ)さん(24)は移籍直後の数カ月間、
>ドイツで同居して兄を支えた。1人で温泉に出かけるなど単独行動が好きな兄なのに、
>チームメートを食事に招いたり、コミュニケーションを気にしたりする姿に驚いた。
http://www.asahi.com/worldcup/column/theroad/TKY201006240108.html

もし夫である人がスポーツ選手で、海外に移籍するなんてことになったら、
私のような人間でも一緒に行くんだろうなあ・・・行くんだろうか。
それが会社員で、数年間の駐在ってことだったらどうなんだろう。
ウチの弟も独身だけど行かないよな、だからスポーツ選手が特殊なのか。
もちろん、世界レベルで戦うような場合はってことなんだろうけど。

夫婦のどちらかの収入が家族全員を養えるに足る額であるならば、
働いている方を完璧に支えるってのはそれでひとつの職業になるんだろう。
家事なんて手をかけ出したら際限が無いし、
もう片方も働きながらじゃ完璧なんて不可能だから。

どちらを選ぶかは当然自由だし、ウチみたいにどちらも程々しか貰えない場合は
程々に仕事を頑張って程々にお互い家事をしながら支え合うって選択肢しか無いんだけど。
長谷部兄妹、その他海外で活躍するスポーツ選手の夫婦、そして駐在妻みたいな人達にも
ちょっとだけ憧れる気持ちがあるのは自分でも驚きの事実。

決してミーハーな気持ちではなく、明確に誰かの役に立てるってのが嬉しいからかも。
あと数時間なのになに書いてんだか、ともあれ頑張れ長谷部くん!
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Catcher in the Tea [モノオモイ]

僕の生まれ育ったところはお茶の栽培が盛んで、なだらかな山の斜面は皆茶畑なんだ。もっと急な斜面はみかんの木、さらに急になると杉の木が植えられているんだけどね。手の届くところは全て利用して生きていかなきゃならない、小さな村だったのさ。

ともあれ、小さな僕らに茶畑はかっこうの遊び場だった。特に冬、大人たちは茶畑なんかめったに構いやしない。新茶の頃のように、芽を傷付けるななんてうるさいことは言わない。まあ、たまに見回りに来る位さ。だから、よくもぐり込んで遊んだんだよ。

知ってるかい?茶畑はトンネルになってるんだ。お茶の木は、子どもの胸くらいの高さにびっしりくっ付けて植えられている。それが、畝になっているんだ。ちょうど、二人の人間が両側から機械を持って刈り取ることができるように。

畝はいくつも並んでいるけれど、なだらかな斜面に沿ってでこぼこしてる。長かったり、短かかったり、途中で途切れたり。方向もまちまちだ。そして、一本一本はブロッコリーを思い浮かべてみて欲しい。あんな感じで、根元がすかすかしている。

だから、畝と畝との間がトンネルのようになって、あちこちに向かって伸びているって訳。その中を走り回って、鬼ごっこするんだ。自分だって、どこに出るのか分からない。冬だから、お茶の花も咲いている。去年の実が、まだ残っていたりする。それに気を取られてかがめた背中が苦しくなって、顔を上げるとそこに鬼!また、逆方向に走り出す。

でも、時には息を詰めて走りすぎてしまうこともある。畝から完全に外に出てしまって、あたりを見回すと誰もいない。もう、そこは杉林の下なんだ。薄暗くて、空気も冷たい。急に心細くなる。大声で叫びたいのに、それが恐ろしいことのように思えて声が出ない。

そんな時、ふと後ろから抱きかかえられる。捕まえた、と声がする。ほっとしたのと恥ずかしいのとで涙が出そうになるから、その手を振りほどいてプロレス技をかけてみたりする。樹脂の匂いの中でひとしきり暴れて、一緒に家に帰るんだ。

僕は、そんな大人になりたかった。杉の木の下でぶらぶらと煙草でも吸いながら、下枝を打ったりしてね。茶畑の中から飛び出してくる子どもが、帰り道に迷わないように。僕が僕を捕まえるんだ。
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nowrūz [モノオモイ]

私の旧い旧友よ、私と共にいてくれる
圧政が我らの頭に、私の憎しみ、私の悲しみよ
私たちの名前は刻まれた、この黒板の上に
専制と迫害の鞭は、まだ我らの体の上にある
我らの文化のない土地は、すべて愚かな雑草に荒れた
良いものは良い、悪いものは悪い、人心は倦み疲れた
我らの手でこの覆いを破らなければならぬ
我ら以外の誰が、我らの痛みを救うというのか
私の旧い旧友よ、私と共にいてくれる
圧政が我らの頭に、私の憎しみ、私の悲しみよ
私たちの名前は刻まれた、この黒板の上に
専制と迫害の鞭は、まだ我らの体の上にある

(ヤーレ・ダベスターニー イラン革命歌)

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